変革
2020/12/25 更新
 色々あった2020年でしたがいま振り返ってみてもあっという間の一年でした。競馬記者は一週間単位で仕事が進むのでルーティン化してしまいがちですが、今年は新型コロナウイルスによって周りの状況が刻一刻と変化していく中で業務にも変化を求められるようになりました。また、私生活では昨年我が家に誕生した娘が、私が1〜2日家を空けて帰ってきただけでこの前できなかった事ができるようになっていたりするので日々驚きと刺激をもらっています。

 コロナ禍では競馬業界に限らず公営競技全体を見渡しても主催者ひとり勝ちの状況が続いています。JRAは何年も前から電話投票に力を入れて宣伝・普及活動を行なって(投資を続けて)いたおかげでコロナ以前にはすでに売り上げの約7割を電話投票が占めるという状況を作り出していました。無観客競馬が始まってからの馬券売り上げ増加にも納得です。翻って競馬専門紙はそうした主催者の動きに対してアクションを起こしていたでしょうか。在宅投票の普及が進んで競馬ファンの馬券の買い方に変化が起こっているのですから、馬券検討ツールとしての専門紙の在り方にも当然ながら変革が求められていました。しかし、そうした流れに乗り損ねてしまったことは非常に残念に思います。

 さて、久しぶりに開催最終日に行なわれる有馬記念。やはりこの日程が一番しっくりきますね。軍資金は中山土曜7Rのネオレインボウで。前走は前半3F36.2秒というスローペースの中、中団馬群で行きたがる面をみせてリズムを崩していました。中山千二なら流れが落ち着くことはなく、この馬の末脚が活きる展開となるでしょう。

 2015年3月より始まった当コラムですが、今回をもって終了となります。取材にご協力いただいた関係者の方々、校正等を担当していただいた編集の中西さん、そしてお付き合いいただいた読者の皆さん、本当にありがとうございました。またどこかでお会いしましょう!