日刊競馬コラム
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編集長の競馬
2012年2月4日掲載

 馬場改修などで時にコースが変更されたこともあるが、小倉大賞典はもう半世紀近くも、春の小倉の1800mのハンデ戦として行われている。
 記録をみると、初期にはワカクモ(テンポイントの母)、ノボルトウコウ(安田富男騎乗)などが快走した時代があり、ヤマノシラギクやトウショウレオ(田島良保騎乗)の時代もあった。
 最近では、小倉【8.1.2.5】のメウショウカイドウ、9~10歳時に連勝したアサカディフィートのレースである。
 ベテランもOK、若い上がり馬も侮れないローカルのハンデ重賞。七夕賞や、新潟記念、函館記念などと同じで、最大のポイントは「コース適性」。
 メイショウカイドウ〈父スキャン〉、アサカディフィート〈父パラダイスクリーク〉は小倉だからこそ走った。
 エクスペディションは、オルフェーヴルと同じステイゴールド産駒で、同じ白老ファーム育ち。上のツルマルヨカニセも北九州記念、小倉記念で好走した小倉巧者。全5勝中、4勝を小倉の1800m~2000mで記録する。前回の中山(坂)とは一変する。
 最近はちょっと不振の7歳スマートギアは、なぜかあまり遠征しないが小倉【0.2.1.0】。
 祖母シャダイチャッターも、上のワンモアチャッターも、みんな小倉巧者だった。今回は久しぶりに調教も動いた。
 佐山調教師は騎手時代の1969年、前出ワカクモで2着したことがある。
 伏兵トップゾーン〈父ステイゴールド〉は小倉は4戦1勝にとどまるが、牝系ファミリーが平坦コースでこその一族。祖母の全兄はカブトヤマ記念(福島)を制したキッポウシ〈父アローエクスプレス〉。
 遠くシラオキ、(オークス3着、ダービー2着)から現代に続くこの一族、小倉大賞典はワイルドバトル(92年)、ミスズシャルダン(01年)、サマニベッピン(96年)などが快走した。
 中山金杯は道中不利。小倉なら大駆けがある。