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   第23回 「ジョイホース浜松」

  今年、2013年(平成25年)に入って、南関東競馬の場外施設が増えてきた。

 2月25日にジョイホース浜松(静岡県浜松市)がオープン。4月は何と3ヵ所で、1日にエフケイバ木更津(千葉県木更津市)、15日にジョイホース双葉(山梨県甲斐市)、22日にオフト伊勢崎(群馬県伊勢崎市)。すべて月曜スタートなのは『月〜金開催』が基本の南関東らしいところである。

 業者として好事家として、いずれも取材しなくてはいけない施設。というわけで、3月24日(日)、東京駅から新幹線に乗って出張となった。中京競馬場(愛知県)でGT高松宮記念をやっていながら、競馬が目的なのに浜松駅で下車。そんな人、他にいないよね、フツー。みんなと同じことをやるのは性に合わないので、うれしい限り。

 日曜……となったのは、この日が今年の大井トゥインクルレース初日だから。ジョイホース浜松と同じ建物の中にはJRAの場外施設=エクセル浜松(有料定員制、全席指定)がある。つまり、昼間に中央競馬、夜は南関東競馬で、馬漬けの1日も可能。こんな日は、年間を通じて10日もない。しかも、ジョイホース浜松の開設後は初めて。従業員やファンの流れ、雰囲気を知るのに絶好と見て、取材日に選んだ。

 会員制の場外馬券発売所、ジョイホース浜松とエクセル浜松が入っている建物は、かじ町プラザ(静岡県浜松市中区鍛冶町1−2)。JR浜松駅の新幹線ホームから徒歩で5分かかるかどうかの絶好の立地である。









 午前11時。3階に上がって、ジョイホース浜松支配人の堀義之さんにお話をうかがった。

(たど)「便利な場所ですね〜。しかし、新幹線の停車駅のわりに街に人が少ない……」

(堀)「車社会なんですよ、浜松は。買い物は郊外へ。にぎやかになるのは金土の夜。駅近くの飲み屋街に繰り出す人、今でもたくさんいますから。ただ、車で来て代行で帰るというパターン。やっぱりクルマです」


(たど)「オープンして、ほぼ1ヵ月。どんな感じですか?」

(堀)「正式にスタート日が決定したのが2月に入ってから。正直、準備不足のまま始まりました。あと、これは強調しておきたいのですが、登録料2000円は2年間有効。入会手続きを終えれば2年間無料で利用できます。上のフロア(4階)のエクセル浜松は1回ごとに入場料(指定席料)を払うせいもあって、誤解している方がたくさんいらっしゃいます」


 ん〜〜、それはイカンな。新装で美しい上に、現在は空いているせいもあって(失礼!)快適なこの空間、もっと広報しなくては。フラッと立ち寄って、交流重賞でひと勝負なんて粋ぢゃない。年間10回だけの利用でも、1回あたり100円。決して高いとはいえないだろう。豪華に過ごしたい人には、1日1500円の特別観覧席もある。

(たど)「何か、場内企画の予定はありますか? 例えばトラックマンの予想会とか。ご希望なら、コイツを送り込みますが(笑)」


(堀)「ジョイホース浜松は川崎競馬の場外施設。会員様が増えてきたところで、川崎競馬のイメージキャラクター磯山さやかさんを呼ぶのは一案でしょう」

 名案だ。場内はきれいでも、まだ殺風景なところもあるジョイホース浜松。競馬を愛する女性の登場で、華やかなムードになるのは悪くない。そして、市川俊吾TM、こんな文章を書いていても、きっちり仕事はする男。仲良しのM先輩と一緒に浜松に来て、バッチリ当てて磯山さんと会員様を儲けさせて……。



 M先輩は、ワシもお世話になったことがある某社の優秀なトラックマン。一昨年秋、ムンロ騎手が勝った勝島王冠(2011年11月30日、SV大井1800m)の勝利騎手場内インタビューで「御神本騎手にスシをおごりたい」と通訳をしていた、あの御仁だ。語学堪能はいいとして……大丈夫か、これ?  許してもらったと思うが(笑)。








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