日刊競馬トップページ
好事記バックナンバー
   第13回 「外国馬あれこれ(前編)」

 秋のGIシーズンまっただなか!ということで今回は純粋に競馬のネタを。

 急遽このスペースを拝借させてもらうことになりました。カメラマン(カメラウーマン?)兼デスクの樋渡富子です。よろしくお願いします。

エリザベス女王杯はスノーフェアリーが連覇達成。昨年同様内から鋭く伸びてきたのだが、それに加えて後ろから他馬にプレッシャーをかけて、脚を使わせて消耗させるのもうまいなぁ。

 もしかしたら女王杯以上に盛り上がったのが、6レースでマシュマロが勝った時。最後の直線でグングン加速すると、もの凄い歓声が上がりましたね。しかしホント、真っ白しろすけだね〜(笑)。

 今週はマイルCSには、スノーフェアリーの連覇を国際厩舎で見守っていた(?)サプレザ&イモータルヴァースが登場。今回はサミアという芦毛のセン馬がサプレザに帯同していて、ほぼ常に行動を共にしています。昨年までは来日後は少々落ち着かなかったらしいサプレザが、今回は落ち着き払っているという。



 「サプレザにマイルCSを勝ってもらうために、できることは何でもするつもりだよ」と担当厩務員。平日の国際厩舎、運動の時間が終わってしまうと閑散として静か。馬が寂しさを感じることも多いんです。ストレスを溜めてレースに影響するのは良くないですからね。帯同馬にかかる経費。高額ではあるでしょうが、サプレザがサミンに信頼を置いている様子を見ると、決して高いことはないでしょう。まあ、サプレザがペイしてくれるのがベストだけど(笑)

そしてそのサプレザを帯同馬と思っている感じなのが、そう、イモータルヴァースなんですよ。



 こちらは初来日の3歳牝馬ですから無理もないです。でも、サプレザの後ろを従うようにして歩くイモータルヴァースを見ていると、なんか癒されてしまうんですけど(笑)。

 さて、日本で言うところの追い切り。火曜の朝に行われました。先導するサミアをサプレザが追走しましたが、向正面からペースアップした時のスピード感はさすが!というものがありました。イモータルヴァースは2頭を4馬身ほど後ろから追走する形をとりました。一瞬モタついたところがあって「置かれてしまうのか?」と思いました。しかし、4コーナー回ってからグイーンと伸びてきましたよ。その様子を見守る人々から「オオーッ」という声も上がりました。重馬場が得意というイメージの馬なので、鋭い脚を使えると考えていなかった人が多かったようです。

 見てはいなかったのですが、水曜もキャンターをしたらしいです。その時はイモータルをサプレザたちに近寄らせなかったようです。因みに、馬の世界にも“先輩後輩”関係は存在するように見受けられます。前日、イモータルがサプレザを抜かそうと思えば抜くことはできた感じだったのですが、それをしなかった。このあたりが引っかかったのではないでしょうか。

 あと問題なのは当日の天気。両陣営とも「馬場のいいところを走らせるのがヨーロッパ式だから、特別心配してない」とのことです。最後の直線ではバラけたり、タックルしちゃったりでギャップができるのが日本式。その隙を突くことは、さほど難しいことではないですけどね。
日刊競馬トップページ    好事記バックナンバー

株式会社日刊競馬新聞社 東京都品川区大崎1-10-1