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 第11回 「キャリーオーバー!当てるぞWIN5」

 「半年も更新しないなんて。論外」

 いやはや、面目ない。震災のことはさて置いて(みんな苦しい)、今年は採用関係の行事がなくなって、例年より業務は少ないはず。仕事して勉強して遊んで飲んで、個人的には及第点の日々なのだが、取材しても普通のネタではヤル気がしない。ぢゃなきゃ、掲載を断られたり、アブなくてNGだったり。

 しかし、サボリすぎは確か。何かしら書いておかないと。で、今回は楽な話題で。

 年1回、夏に学生時代の同級生と麻雀を打つ“定例会”。

 筆者の勤務地は東京都品川区で、他の3人の住所は、横浜市栄区(養護学校教員=地方公務員)、福井市(高校教員=地方公務員)、熊本市(国家公務員)。どこに集まるかとなれば、名古屋が便利だ。

 卒業したての頃(平成初期)は、渋谷にあった伝説の旅館=聚楽(サッカー日本代表の定宿。サインがたくさん飾ってあった)に泊まったり、三方五湖や芦原温泉(ともに福井県)、六角橋商店街(新横浜駅からタクシー)に集合したりしたが、4人とも公私多忙になり、とにかく短時間で遊ばなくてはならない。

 福井の教員が部活の関係で遠方がダメになって、ここ5年ばかりは名古屋の駅西に落ち着いた。打つ店も、荷物置き場の仮眠ホテルも決まっている。近隣に予備校と風俗店が多い不思議な空間で、ひたすら闘牌。時間がもったいないので、錦方面にも繰り出さない。せいぜい、JR尾頭橋駅(名古屋からひと駅)近くのウインズ名古屋を覗く程度だ。

 土曜の午後、日曜版の新聞印刷を終えて会社を出る。徒歩3分でJR大崎駅、山手線の隣駅が品川。新幹線に乗ると、新横浜の次が名古屋。いつもの雀荘は太閤通口(新幹線口)徒歩5分。乗車距離は約360kmあるが、最短なら大崎のデスクから尾張の雀卓まで、2時間もあれば着く。福井からは特急『しらさぎ』で一本、熊本も新幹線でつながった。



 今年は日曜を休みしたが、午前11時、名駅地下エスカ『矢場とん』でビール昼飯、おみやげに『赤福』を買って新幹線に乗り込み、酔いも醒めた午後2時半、何気なく競馬を見ながら次週の特別登録のチェック……という年もあった。ああ忙しい。

 4人の中で、熊本在住の男だけが転勤族。前の勤務地は広島で、こんなシャツを着ていた。昔の仲間が集まれば、気分は四半世紀前だ。同級生が今や立派な部長様。国税局の幹部って、結構エラいみたいぢゃん。収入は筆者(零細企業の係長)の……まあ、いいや。

 このマルサ男(部署は違うが)に会ったら、今年はぜひ聞いてみたいことがあった。

――WIN5って新馬券ができたんだ。最高配当が2億円。ネットでしか買えないから記録が残っちゃうんだけど、あれ、税金払わにゃならんの? JRAのホームページにこっそり書いてある。

「当然! 国民の義務!!」

――そりゃそうだけど、何とかならんの? コウムインもケイバギョウシャも、聖人君子ぢゃないだろ。こうして遊戯場に集まって、お遊びレベルで○○の世話になった運の悪いヤツ、いるよ。確かな筋の情報によると(ネットでは引っかからない)、ついこの間、某公営競技の選手も……。きちんと法律を適用すると、50万円以上だっけ? 実際は、いくらぐらいまでなら、お目こぼしなの?

「何か、違う話になっているぞ。……とにかく払うものは払わにゃ」

 さっきまで××(チョメチョメ)にイソしんでいた赤シャツ野郎が、仕事のことになると大マジメ。税金プロの友人がそう言うんだから、業者の端くれとしては、むしろスゴいのを当てて、堂々と申告するのを目標にするのが筋なのかしら。

(画像は『イメージ』です)
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