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第10回 「サテライト見聞録」

 やはり、ちゃんと調べないといけない。

 前回、思い込みで「本場と他競技場外の併設は、船橋オートレース場とサテライト船橋だけ」と書いてしまったが、小倉競輪と同じ施設に“ミニボートピア北九州メディアドーム”があった。お詫びして訂正いたします。

 もうひとつ、サテライト船橋の外観写真を載せたが、説明不足。あの建物がすべてが競輪の場外施設ではない。4階建てのうち、サテライト部分は1、2階エリアのみ。3階と4階は、オートレース場の特別観覧席になっている。

「そうなんですよ。開設当初、お客様から“狭い”というお叱りも受けました。今は慣れたファンが増えましたが」



 サテライト船橋の副支配人、瀬尾哲(せお さとし)さん。

――入ってみて、ちょっと驚きました。ここ(“施設案内”をクリック)で、イベントもやるんですよね。

「ええ。選手を呼んで、トークショーなども行います。距離が近くて、かえって受けがいいんですよ」

――飾ってある色紙を見ると、注目選手が多いですね。

「話題の坂本亮馬選手(福岡・90期)、深谷知広選手(愛知・96期)……。オリンピックの銀メダリストである長塚智広選手(茨城・81期)も来場しています。ファンと触れ合える場、彼らにとっても貴重なようです。色紙はないんですが、日本競輪学校の滝澤正光校長にもお越しいただきました」

――有料席、静かです。



「ヘッドホンをつけて、お客様自身がモニター画面を切り替えながら好みの番組を検討する形になっています。落ち着いた環境で、勝負していただいております。一般席は3場併売の際は発走時間が重なったりして、少し落ち着かないのは確かですが、あれも独特のムードがあって……。長塚選手は、有料席よりもむしろ一般席の方が好みだそうです」

――予想ガイダンスは?

「大沢仁さん(43期の元選手)によるレース解説が好評です。地元千葉の選手でしたし、経験者ならではの味があります。次回は3月23日から25日を予定しています」

――総合案内所の女性陣、元気に活躍しています。



「ナイターのある日は3交代の長丁場。“きれいどころ”の彼女たちにも盛り上げてもらっています」

――せっかくオートレース場に併設されているのですから、うまく連携したいですね。

「理想はナイター2場売りで、オート終了後にいらっしゃるお客様にも幅広く楽しんでもらいたいのですが……。以前、競輪選手とオート選手のトークショーを行いました。コラボ企画も含めて、これからいろいろ考えて行きたいと思います」

 サテライト船橋の開設は2008年12月23日なので、2年と少し前。「もともと不動産部門にいた」瀬尾さんは、よみうりランドの社員である。「好きなギャンブルはパチンコ」で、競輪歴は浅くても、選手をフルネームで呼んで対応も的確、さすがプロ。

「次は遊園地勤務かもしれませんね」と瀬尾さん。

どこに行っても大丈夫ですよ!
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