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第8回「馬@鎌ケ谷」

 1月も半ばを過ぎて、そろそろ書こうかな……と思っていたら、JRA報道室からFAXが届いた。

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 競馬学校騎手課程27期生(今年3月デビュー予定)と北海道日本ハムファイターズ高卒新人選手との交流会。場所は千葉県の鎌ケ谷市にあるファイターズタウン。あの斎藤佑樹投手が自主トレーニングをしているところぢゃんか!

 ふむふむ、是非、各社取材をしていただきますようよろしくお願いいたします……か。ラジャ〜。鎌ケ谷へは、日刊競馬本社の最寄駅=JR大崎駅から山手線に乗って隣の品川に出て、船橋まで総武線の快速、東武野田線に乗り換えて10分。鎌ヶ谷駅から球場はタクシーで1000円ぐらいらしい。ということは、1時間チョイで着く。中山競馬場の近くだから、まあそんなものか。

 調べてみると、昨年の交流会にはファイターズ二軍の吉井理人コーチ(現一軍コーチ)が飛び入り参加したとか。今年は何が起こるか分からないが、面白いことになりそうな予感はある。木山道明さん(別冊漫画ゴラクで連載中「ザ・トラックマン」の作者)を誘って、鎌ヶ谷駅で合流することにした。作品のヒントを得る機会を作るのは、漫画家=木山さんの友人として当然。いや、半分は筆者自身のネタなんだけど(笑)。

 交流会開始時刻は15時45分ごろ。筆者は鎌ヶ谷駅着14時24分の電車で駅に降り立ったが、木山さんは電車が遅れてギリギリの到着になりそうだという。

 少し時間ができた。取材できそうなところに首を突っ込んでみたい。

 駅近くで、それらしい(?)書店を発見した。

――佑ちゃん(斎藤佑樹投手)フィーバー、すごかったようですね。

「もうメチャクチャ。テレビ局が取材に来て、顔にカメラを近づけてきたり、オバさまが道に大集合したり」と店主。

――これから鎌ケ谷球場に行くんですよ。騎手候補生と新人選手の交流会があるんです。

「そうなんだ〜。来週の土曜日、2月5日かな、馬と落語と鎌ケ谷って寄席があるよ。このあたりはね、江戸時代、牧場だったんだ。今でも馬を囲っていた土手跡が残っている」 

 えっ。恥ずかしながら、よく知らなかった。中山や白井(競馬学校)も近くだし、鎌ケ谷は“馬”とかなり縁が深い土地柄ということになる。

 もっと話をしていたかったが、木山さんの到着時刻が近づいてきた。書店を後にして、駅周辺をウロウロしながら観察した後、改札で木山さんと合流、タクシーに乗り込んで球場に向かった。



 ファイターズスタジアム。浦和(マリーンズ)、西武第2(ライオンズ)などと比べると、ファームの球場としては格段に施設が整っている。 

 取材証をもらって球場内に入ると、ちょうど交流会が始まるところだった。

 風は強くないものの、ダウンジャケットを着ていても少し寒い。ファイターズの新人選手2人は少し着込んでスウェットの上下だが、騎手候補生7人は勝負服。元気だ。



 訓練用木馬に、ファイターズの西川遥輝(にしかわ はるき。ドラフト2位、智弁和歌山)選手と谷口雄也(たにぐち ゆうや。ドラフト5位、愛工大名電)選手が試乗。ついでに二軍マスコットの「カビー」も乗った。



 騎手候補生は杉原誠人(すぎはら まこと。黒帽)生徒と、森一馬(もり かずま。緑帽)生徒のデモンストレーション。 残り5人は、嶋田純次(しまだ じゅんじ。白帽)、高嶋活士(たかしま かつじ。赤帽)、花田大昴(はなだ ひろたか。青帽)、藤懸貴志(ふじかけ たかし。黄帽)、横山和生(よこやま かずお。橙帽)の各生徒である。

 新人選手2人に背番号と氏名が入ったゼッケンが渡され、あとは、お約束の撮影会。



「これからは屋内に入って懇談会になります」

 助かった〜(笑)。さ、中に入りましょう、木山さん。
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