『枠順ドラフト制!?』
2014/12/10 更新
 8日、有馬記念の枠順抽選がテレビ(BSフジ)で生中継されること、そして枠順決定方法も変更されることが発表されました。

 スタジオと美浦・栗東の両トレセンを結んだ3元生中継というのも真新しいことですが、出走馬の関係者が希望する枠順を選択するという、いわゆる“枠順ドラフト制”が採用されたというのは、さらに斜め上をいく画期的な試みではないでしょうか。

 日刊競馬ではGTの当日版で枠順確定後に取材したコメントを掲載しておりますが、日ごろの紙面においても枠順絡み(確定前時点のものではありますが)のコメントはたびたび登場しております。

 枠順による有利不利の出やすいコース、例えば新潟千直などは「できれば外枠が引きたい」というコメントが多いもの。ごくまれに「ゴチャつくのは嫌だから、内枠の方がむしろいいかも」なんてのもあるにはありますが。

 また、馬の気性や脚質によって「もまれると良くないので外枠がいい」とか、「ハナを切りたいので内枠を引きたい」といったものもあれば、枠の内外に関わらずゲート内で待たされる時間が短い「後入れの偶数枠がいい」なんてものもあります。

 それぞれに“理想の枠順”があるように見受けられるのですが、たとえ理想通りの枠ではなくても「ま、しょうがないか」てな感じのコメントがほとんど。

 「あくまでも抽選なんだもん、いい時もあれば悪い時だってあるさ〜」と、ちょっと大げさにいえば運命を受け止めるかのようなムードが漂うのが、今までの枠順確定後のコメントには多かったような気がします。

 これが自ら枠順を選択できる今年の有馬記念でどう変化するのか。

 中山の2500m。コース形態的にはさほど有利不利はないと個人的にはみていますが…。

   25日(木)の正午、枠順をめぐって各陣営がどんな思惑や作戦を練って、そしてどんなドラマを繰り広げるのか、今からちょっとワクワクしています。