『宝の山』
2014/12/03 更新
 先週の東京競馬では、直前の追い切りを美浦坂路で行った馬が大活躍しました。

 土日合わせて23レースありましたが、坂路組が8勝を含む13連対(関東馬の全連対数35のうち)。ちなみに土曜の最終レースはなんと坂路組のワンツースリー。

 トレセンで“山”といえば坂路のことですが、先週の坂路はまさに“宝の山”でございました。

 もしかすると、今までにも坂路組がこれくらい、いやもっと活躍している週はあったのかもしれません。

   が、先週の坂路組の結果がやたらと気になったのには訳があります。

 以前このコラムで触れたことがありますが、美浦坂路は今年に入ってから“負荷と同時に、時計もかかる馬場”に変貌を遂げました。

 そんな坂路に、先週は火曜から水曜にかけてずーっと雨が降り続き、大多数の馬が追い切られた27日の木曜日(先週は火曜日が全休日)の坂路は、出口TMによる馬場状態メモによると【転倒馬も出て最悪レベル】まで悪化。

 調教時計には、今までの直前追いの常識を覆すような凄まじい数字(例えば日曜3Rを勝ったブラックバゴの「61秒5−46秒7−17秒6(一杯)」)が続出していました。

 逆にそんな極悪馬場においては超絶時計(57秒6−42秒3−14秒6)を馬なりでマークしたノボバカラ。疲れが残ってしまうのでは?という杞憂をモノともせず、日曜1Rで3馬身半差の圧勝劇。

 あくまでも個人的なおちゃらけ意見ですが、先週の坂路組が大活躍した理由は、「27日の坂路を登った苦しさに比べれば、東京の坂なんてツラッツラです」てな感じだったのではななかろうかと…f(^o^:

 先週のような馬場(めったにあるものではありませんが)で各馬の状態の良し悪しを時計で判断するのは非常に難しいのですが、そこは坂路担当のトラックマン(出口・谷口・丸山)による調教コメントをぜひご参考になさってくださいね(^o^)/