『心打たれた言葉』
2014/10/15 更新
 10月12日、佐藤哲三騎手が引退されました。

 2012年11月24日の落馬事故から約2年。その間、数度にわたる大手術、懸命のリハビリを重ねてこられましたが、復帰のメドは立たず。先月16日に引退を表明されました。

 馬券では結構お世話になった、頼れるジョッキーだっただけに非常に残念です。

 引退表明の会見やゲスト出演されたグリーンチャンネルの競馬中継、引退式で語られた言葉には心打たれるものがたくさんありました。中でも、

 『僕は“1着以外意味がない”という言葉が嫌』

 『(趣味の競艇に絡めて)3連単の3着ってすごく重要だと思うのですが、人気薄の馬でその馬が3着にきたとしたら、馬券を買って狙っているファンはその馬のことを“神”だと思いますよね。勝てなくても主役になれる馬はたくさんいると思います』

 この言葉にはグッときました。

 経験を積んでいくにつれ、ジョッキーにとって“競馬は勝たなきゃ、1着じゃなきゃ意味がない”という考え方が出てくるのは仕方のないことでしょうし、部分的には納得してしまう自分もいます。

 ただ、日ごろ予想をしていて「この馬が馬券に絡む可能性はほとんどゼロ」と思うような馬にですら、しっかりとオッズがついている、つまりその馬の馬券を買って応援しているファンがいるというわけで。

 たとえその馬が馬券に絡まなかったとしても、『死にものぐるいで馬券圏内に入ってやろう』という意気込みが感じとれる騎乗であったなら、ファンとしては馬券を買った甲斐もあるというもの。

 この佐藤哲三騎手の信念、現役ジョッキーのみなさんにはぜひとも受け継いでいってほしいな、と思います。

 今後は解説やイベントなどで競馬の魅力を伝えるお仕事をされるそうですが、ご活躍を期待しています!

 さて、今週末は秋華賞。本格的な秋のGTシリーズの開幕とともに、秋の福島開催(通称アキフク)がスタートです。

 3日間開催後の変則日程+ダブル(開催)。「ひえぇ〜っ、大変だっ(*_*;」ってのが今の偽らざる心境ですが、1つでも多くの的中を目指します(^o^)/

 では今週の推奨馬。

 ☆クラウンリバティー(東京土曜1R予定)…前走時は「距離短縮で狙い目」と書いたのですが、予定していた1200mは想定頭数が多すぎて使えず、仕方なく1800mへ回ることに。レースは2歳のダート1800戦にしてはかなりペースが速くなってしまいましたが、この流れを先行して、さらに直線で先頭に立っての4着は大したもの。今度こそです。