『カッコ良すぎっ!!』
2014/09/24 更新
 「ハイセイコーが四ツ脚なら、タケホープも四ツ脚だよ」(嶋田功騎手・1973年)

 「28頭立ての大外枠でもいい。賞金なんか貰わなくてもいい。他の馬の邪魔もしない。この馬の力を試したいからマルゼンスキーに日本ダービーを走らせてくれ」(中野渡清一騎手・1977年)

 ダービーでアイドル・ハイセイコーに立ち向かうタケホープ。

 持込馬ゆえ当時はクラシックへの出走資格がなかったマルゼンスキー。

 もちろんリアルタイムで聞いたわけではなく、競馬にハマり始めたころに読んだ本で知ったものなのですが、陣営の意気込み、また無念さがヒシヒシと伝わってくる「カッコ良すぎっ!!」な二つの有名なコメントです。

 のちに調教師に転じられたお二人の厩舎を奇しくも担当することになり、親しくお話させていただく中で、何度となくタケホープとマルゼンスキーのお話を伺う機会がありました。

 当時はすでにお二人ともコロンとした体型でしたけれども(失礼しましたっ <(_ _)>)、お二人の口から「ハイセイコーが四ツ脚なら、こっちだって…」、「大外枠でもいい、賞金もいらない…」の名ゼリフが出てきたときは、そりゃもうドキドキしましたし、それと同時にこれがその週の出走馬のコメントだったら絶対シビれるだろうなぁ、と思ったものです。

 これほどの名コメントにはなかなか出会えるものではありません(なんてったってダービー向けのコメントですもんね)が、取材の大半を占める平場のレースにだって馬券になる“カッコ良すぎっ!! なイイ話”もあるにはあるもの。聞き逃しのないよう、ときめき感度をMAXに上げて取材に臨みたいと思います。

 さて、今週の推奨馬。

 ☆クラウンリバティー(土曜1R予定)…先週も取り上げましたが、除外で1週スライドに。ただ、予定していたレースはやたらと速い時計の決着だったので、結果オーライかなと。引き続き注目しています。

 ☆バルビエール(日曜5R予定)…「折り合いはつくし、乗り手の指示にも素直でとにかく賢い馬。追っていいタイプなので外回りの1800は合いそうですし、結構パワーもあるので今の荒れた馬場にも十分対応できそうです」と武井師からは褒め言葉のオンパレード。「ちょっとハードル上げすぎですかね?」と言いつつも、「でも、ぜひ取り上げてくださいね!」とオススメされた一頭です。