『大物の予感』
2014/08/06 更新
 年に何度か“衝撃のデビュー戦”と呼びたくなるようなレースがあります。

 パッと思いつくところでは昨年のハープスター。

 福島競馬場の記者席でテレビ越しに観たのですが、「うわぁ、すっげ〜」とため息まじりに口にした記憶があります。

 ハープスターのその後の活躍はご存知の通りですね。

 さて、先週の新潟で“衝撃のデビュー戦”を目撃してまいりました。

 日曜5R(芝1600m)を勝った、ナヴィオンがそれ。

 レースは、新潟外回りの新馬戦にありがちなスローペース(1000m通過63秒5)の上がり勝負。

 前に位置した馬たちの脚色もさほど鈍っているようには見えませんでしたが、これらを後方から鋭い伸び(上がり推定32秒7)でまとめて捕らえ切ったところがゴール。

 しかも、かなり内へササッているのを鞍上の的場騎手が矯正しながら…、ですから恐れ入りました。

 パドックを見る限り、確かに仕上がりは良かった。けれども、逆に言えばすっきりしすぎた印象でまだまだ伸びしろがありそうな体つき。

 成長力には定評のあるハーツクライの産駒だけに、気が早いかもしれませんが、来年の春に向けて大きな可能性を感じさせる1頭であることは間違いない、とみています。