『台風一過、のち小雨』
2014/07/16 更新
 先週は台風8号が接近中ということで、“道悪”というキーワードを意識して取材していました。

 また取材対象である厩舎関係者からも「道悪はカラッ下手なんで割り引きが必要かも…」だとか、逆に「良馬場の時計勝負では分が悪いけど、道悪は苦にしないから面白そう」など、馬場状態に関するコメントが多かったです。

 さて台風一過の好天で迎えた開催日。福島ではさほど雨も降らなかったようで、芝は土曜の朝イチから良馬場発表。

 実際に時計もそれなりに速いものがマークされていました。

 が、日曜はレース中に小雨が降ったり止んだり。それでも福島の芝は終日良馬場発表のままだったのですが…。

 個人的には「一日中“良馬場”だったって言われてもねぇ」という疑いを持っています。

 例えば、同日・同距離で3鞍行われた福島芝1200mの勝ち時計。

 1分9秒4(2R・2歳未勝利・エリーティアラ)

 1分9秒0(6R・3歳未勝利・マイネシーア)

 1分9秒3(10R・古馬1000万・レモンチャン)

 もちろんペースの違い、各レースの勝ち馬の能力…等々あるので単純比較はできないにしても、未勝利と古馬1000万とクラスが大きく違うわりに、時計的にはそれほど差がないっていうのは…う〜ん、やっぱり当日の雨が時間が進むにつれて馬場状態に影響した可能性が多少なりともあった、と考えた方がいいのかも。

 以前から指摘されている馬場発表の問題。大きなレースでいえば、ゴールドシップが連覇した宝塚記念。昨年、今年ともに雨の影響を受けて時計のかかる馬場で、「実質的には道悪だった」とも言われていますが、いずれも馬場発表は“良”。

 JRAの馬場発表は「良・稍重・重・不良」の4つだけ。要は、この4種類だけでは表しづらい状況もあるのではないか?と。

 だいぶ長くなってきました。今日はこのへんで、馬場状態の話についてはまた次回に持ち越すことにします。