『“C表記”はじめました』
2013/09/11 更新
   先週末の秋競馬の開幕とともに、日刊競馬では“C(チークP)表記”をはじめました。お気づきになりましたでしょうか?



 今までブリンカー着用馬に“B”が入っていたところと同じとこ。成績欄の一番下の段、1着馬名(その馬が1着の場合は2着馬名)の前です。ついでに四角の白抜き文字に変更されたので、より目立つようになったのではないかと思います。

 さてブリンカーとチークPは、どちらも競走馬の横・後方の視界を遮る馬具。

 「前向きさに欠けるので…」  「集中力に欠けるので…」  「他馬を気にするので…」  「右(左)へもたれるので右(左)側だけ…」  「思うように結果が出ないので、何か違ったことをやってみよう…」

 着用する理由は様々ですが、いずれにしても競走馬の意識を前(走ること=レース)へ集中させるのが目的です。

 とくに初めて着用する際にガラッと変わり身をみせて、思わぬ高配当に結びつくなんてことも。

 “初ブリンカー”を狙って馬券を買っていらっしゃるファンも多いのではないかと思います。

 ところが、“初チークP”を狙い撃ちするとなると至難の業。



 ブリンカーは出馬投票の時点で着用申請が義務付けられており、そのレースでの着用義務も生じます。JRAからも「今回はブリンカーを着用して出走します」と公式発表されるので、写真のようにあらかじめ確定情報として紙面に掲載しています。

 しかし、チークPについては事前の申請義務がなく、着用するもしないも自由。

 当然JRAの公式発表はないので、紙面上に掲載することは不可能。ちなみに「着用するつもりでパドック・返し馬までは着けてたけど、ゲート入り寸前でやっぱや〜めた」なんてのもアリ。

 実際にチークPを着けたかどうかは、レース後引き上げてくる馬をじ〜っくり観察することによって初めて確認できるものなのです。なので厳密にいえば、“初チークP”とレース前の段階で言い切ることはできません。

   成績欄の“C表記”はあくまでも過去のレースのこと。

 馬券攻略に即効性のある情報といえば、「今回からチークPを着用します」という厩舎コメントくらいでしかお届けすることができないのが現状です。

 効果に多少の差はあれど(そりゃ遮る視界が違いますものね)、着用する目的は同じもの。

 チークPについてもそろそろJRAから公式発表されるといいのにな…と、個人的には思っています。