『ほとんど不良』
2013/08/21 更新
   今年の札幌記念。大方の予想通りトウケイヘイローが先手を奪い、4コーナーの時点でもう後ろからはな〜んにもこないと思えるほどの差が開いていました。

 結果、2着アスカクリチャンには6馬身差、3着アンコイルドはそこからさらに4馬身差。注目の皐月賞馬ロゴタイプは勝ち馬から2秒1差の5着。かろうじて後方組から伸びてきた6着オールザットジャズともなると2秒9差も離されていました。

 道悪適性、位置取り(脚質)の差が明暗を大きく分けたレースとなりました。

 話はさかのぼって日曜朝、ホテルから競馬場までの移動中。

 柏木さん、飯田さんの大先輩お二人とご一緒したのですが、3人そろって盛り上がれる話題といえばやっぱり競馬のこと。当日の札幌記念の話から、予想される道悪競馬にまつわる昔話(?)に広がっていきました。

 「僕が会社に入った1年目だったかな? その年の函館は馬場が相当悪くてね。函館記念(2000m)は2分16秒ちょっともかかったんだよ」

 と、柏木さんが言えば、

 「あぁ、エリモカップの。僕はまだ学生でしたが(笑)。そういえば同じ年のサクライワイが勝った函館3歳(現2歳)ステークス(1200m)は1分21秒台、後ろはどんどん離れてしまって…。確かに凄い馬場でした」

 と即座に返す飯田さん。

 家に帰って調べてみると、話題に上がっていたのは今からちょうど40年前の1973年。

 函館記念、翌週の函館3歳ステークスともに不良馬場で行われていました。ちなみに時計もおっしゃる通りで、それぞれ2分16秒4と1分21秒7。

 お二人の記憶力も凄いけど、さすがにその時計じゃ記憶に残るか…f(^ ^;

 今年の勝ち時計は2分6秒5。JRAの発表は重馬場でしたが、個人的には「ほとんど不良の“THE 道悪馬場”」として記憶に刻みます。